blog-name

14
2020

【犬と海外移住】 ニュージーランドから日本へ① (出国までの手配)

ニュージーランドは日本が定める6つの指定地域に含まれているので犬の輸入手続きはとっても簡単!

狂犬病がないと認められている指定地域はニュージーランド、アイスランド、オーストラリア、フィジー諸島、ハワイ、グァムの6地域です。

それ以外の国、地域では狂犬病予防接種や抗体検査などが必要なので最低でも半年前には手続きを始めなければなりませんが、ニュージーランドの場合は40日前で大丈夫♪

gaku (301-4)

<在住条件>

日本に輸出される直前の180日以上指定地域で飼育されていることが条件です。

ガクは生まれてからずっとニュージーランドで育っているので問題なし。

<マイクロチップ>

ニュージーランドではペットのマイクロチップ装着が義務付けられており、ガクも子供の頃に埋め込んであります。

<事前届出>

日本到着の40日前までに到着予定空港に届け出を提出します。

オンラインで届け出提出できるよ → 動物検疫所 - 犬・猫の日本への入国(指定地域編)

<ペット輸送会社>

ニュージーランド航空は国際線のペット受託手荷物輸送がないので貨物としての輸送になり、承認済みのペット輸送会社を通しての手配しか受け付けていません。

いくつかのペット輸送会社に見積もりを依頼。

ニュージーランド政府のホームページにペット輸送会社のリストがあるよ(英語) → mpi.govt.nz - pet exporters

貨物扱いなのでケージの大きさで運賃は決まります。

gaku (302-1)

動き回るガクのサイズを計るのに苦労しました。。。

大型犬を飼っていることを少し後悔する程の金額ですが、ガクと一緒に日本に帰る為には仕方ない!

<輸出前検査>

ガクの場合はクイーンズタウンのかかりつけの獣医さんにOwner/Vet declarationのフォームを記入してもらいました。

「長時間のフライトに耐えられるくらい健康体です」という書類に獣医のサインが必要です。

マイクロチップが機能しているかスキャンしてチェックします。

gaku (302-2)

出発30日前以内のものでなければならないのですが、ガク家はガクのフライトの29日前にクイーンズタウンを出発してしまうため、出発前日にギリギリで獣医さんに駆け込みました。

出国直前(48時間以内)に獣医師に診てもらう検査は輸送会社がやってくれます。

<輸出国の証明書の取得>

この手続きは輸送業者が行うので全てお任せです。

成田空港検疫の方から裏書前でも良いので事前に書類を送るよう指示があったのでペット輸送会社に頼んでエンドース(裏書)前の書類を送ってもらいました。

事前に問題がないか確認してくれるのは安心ですね。

ちなみに日本の検疫では日本側作成のABフォームの使用を推奨していますが、NZ政府発行の書式で問題ありません。


ガク家の場合は飼い主がすでに日本帰国済みなので、輸送会社がフライトに乗せるところまで全てケアしてくれました。

あとは日本到着を待つのみ!


つづく。


6 Comments

マーちゃん  

輸送中の飲み水について

今年9月か10月に日本に犬と帰国を考えておりますので、こちらのブログは大変に参考になりました。ありがとうございます。
少し質問させていただきたいのですが、輸送中の水はケージの中に入れておくのでしょうか?
ニュージーランドで購入したクレートには外から水を入れられるような容器が最終から付属されていたのですが、ガクくんの場合はどうされていましたか?
また、真逆の季節に帰ってこられたようですが、飛行機着陸からしばらく荷下ろしの関係で外ににクレートが出ていた時間もあるかと思うのですが、ガクくんと再開された時の様子は(熱中症に近い症状や暑さでバテているような症状。)問題ないようでしたか?
ご回答いただけると大変ありがたいです。
宜しくお願い致します。

2023/01/28 (Sat) 15:49 | EDIT | REPLY |   

Yuko  

To マーちゃんさん

マーちゃんさん

ブログをご覧いただきありがとうございます。
水についてですが、ガクのクレートにも外から水を入れられるように漏斗と水受け容器が付いていました。ただ、成田到着時には全く水が入っていなかったです。

成田空港のJALカーゴの保管庫には私達は入れませんが、スタッフの方が「元気そうですよ〜」とガクの様子を知らせてくれたので安心しました。ガクの時は成田空港での手続きなどあまり時間がかからなかったのでクレートから出てから水をあげましたが、必要であれば航空会社の方が水を入れてくれると思いますので、お願いしてみてはいかがでしょうか?

航空会社のスタッフも検疫の担当者もみんなわんこに優しい方ばかりでしたので心配しなくても大丈夫だと思います。

2023/01/28 (Sat) 20:29 | EDIT | REPLY |   

マーちゃん  

No titleTo Yukoさん

ご回答いただきありがとうございました。
大変参考になりました。
空港会社の方にお水を入れていただくようお願いしたいと思います!

2023/01/31 (Tue) 20:59 | EDIT | REPLY |   

ポンドック  

書類について

こんにちは。来月ニュージーランドから猫を日本に輸送するのでこちらのブログをとても参考にさせて頂いてます。

お聞きしたいのですが、写真のニュージーランド政府の書類をペット輸送業者に書くように言われました。この書類が日本のABフォームの代わりになるのでしょうか?
だとしたら裏書き前の書類はどのタイミングで送ってもらいましたか?
というのは輸送業者がフライト前日に我が家の猫を引き取りに来て48時間前の検査に連れて行くようなことを言っていたので、もしそのときに裏書きもされるなら、日本の検疫所に事前確認してもらう時間がないなと
思いまして😣

私は英語が苦手なので私の理解が間違ってる可能性もあり💦

一つ間違えば180日の拘留と書いてあるので事前確認してもらわないととても不安です😭

2023/02/09 (Thu) 20:22 | EDIT | REPLY |   

Yuko  

To ポンドックさん

ポンドックさん

ブログをご覧いただきありがとうございます!
このページに載せている写真は輸出前検査の書類です。獣医さんに書いてもらうもので、輸出国の証明書の作成に必要な書類ですね。

あせらずにひとつずつ手続きを進めていくと、日本の検疫とやり取りするタイミングが来ると思うので、その時に証明書ができているか輸送業者に確認してみてはいかがでしょうか?
「日本の検疫が事前に送ってくれれば確認するよと言っているので裏書き前の状態でいいから送ってほしい」と輸送業者にお願いしたらすぐに送ってくれましたよ。

このブログの情報は2年以上前のものですので、最新情報をご確認ください!

2023/02/09 (Thu) 22:14 | EDIT | REPLY |   

ポンドック  

To Yukoさん

お返事ありがとうございます😊
ペット輸送業者と連絡を取りながら
おっしゃるように落ち着いて一つずつ
こなしていこうと思います。
我が家の猫🐈もガクくんみたいに
無事に日本に着くことをひたすら
祈りつつ。。。
教えて下さって本当にありがとう
ございました。

2023/02/11 (Sat) 20:35 | EDIT | REPLY |   

Leave a comment