07
2018
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メアリーさんのトレーニング法 その1 Positive Reinforcement Training
CATEGORYトレーニング
今回、ガクのトレーニングをお願いしたのはK9のメアリーさん。
メアリーさんのトレーニング方法はご褒美をあげて良い行動を引き出すPositive Trainingという手法です。
決して叱ったり、罰を与えたりはしません。あくまでも褒めてしつけるトレーニング方法です。
犬を飼っている友人・隣人の中には、問題行動を直すには彼女の方法は甘すぎるといって、もっと厳しい方法でしつけるトレーナーを勧めてくる人もいます。
どんな方法がガクにあっているのかわかりませんが、とりあえずやってみないと始まらない。早速チャレンジです!
先日の打ち合わせ&初日レッスンの後、メアリーさんから10ページにも及ぶトレーニングプランが送られてきました。

メアリーさんによるガクの診断は、『Gaku has poor self control and is quickly over excited.』 (ガクは自身をコントロールできず興奮しやすい)
はい、おっしゃる通りです・・・。
まずは家の中での基本的なトレー二ングを集中して行い、自身をコントロールして興奮を抑えさせることが目標です。
【トレーニング その1 Positive Reinforcement Training】
ガクが正しい行動(やってほしい行動)をした時にご褒美をあげるトレーニング方法です。
例えば、ガクと一緒にいる間は常に餌を携帯し、ガクが良い行動ができたらご褒美として餌を与えます。
ただ座っているだけ、寝そべっているだけでもご褒美をあげ、おとなしくしていることが正しいと伝えます。
もしガクが飛びついてきたり、吠えたり、噛みついたりした場合は餌をあげません。
その行動はやってはいけないことだと伝え、正しい行動(オスワリやフセ、マテなど)の指示を出します。
指示通りにできたらまたご褒美を与えます。
1回のUnwanted Behavior(やってほしくない行動)に対し、15~20回のRight Behavior(やってほしい行動)を繰り返します。
そうすることで、ガクに何がRight Behavior(やってほしい行動)で、何がUnwanted Behavior(やってほしくない行動)かを理解させるのだそうです。
このトレーニングはできるだけ長い時間続けることが大切だそうで、1日分の餌を一粒ずつ1日かけて与え続け、やってほしくない行動が出る隙を与えないのが理想です。せっかく良い行動ができていても、Unwanted Behaviorを1回やってしまえば全てリセットされてしまい、また一からやり直しになってしまうからです。
朝起きたら、その日1日分の餌を用意し、そこかららご褒美をあげることによって、食事量の過不足がないようにコントロールします。1日3食であげるとたった3回のご褒美ですが、1粒ずつあげると1日数百回もご褒美をあげられることになります。ということは、1日で数百回もトレーニングができるということなんですね。
もちろんご褒美は餌じゃなくてもOKです。撫でてあげる、褒めてあげる、おもちゃを与える、外に出してあげる、などなどガクが好きなこと全てがご褒美になります。
留守番させる時や食事の準備中などガクの傍にいられない時間は、代わりにお気に入りのおもちゃなどを与えておきます。ガクは鹿の角が大好きなので、一緒にいられる間は回収し、離れる時だけ角をあげるようにしています。

私達もこの方法はネットなどでよく目にしていたので試してみてはいたのですが、通常3回に分けてあげている餌を一粒ずつ数百回にも分けてあげる方法には驚きでした。試してまだ2日程ですが、確かにトレーニング中は飛びつきや吠えが一気になくなります。
但し、問題は私達の負担が半端ないこと(笑)
自分の時間が一切なくなります。
でもガクとの時間が増えたので、ガクはこのトレーニングをとっても気に入っているようですよ。
もちろん、このトレーニングだけやっていてもガクも私も飽きてしまうので、このトレーニングの間にいろいろな訓練(ゲーム)を取り入れます。
関連記事:
メアリーさんのトレーニング法 その2 Leave it
メアリーさんのトレーニング法 その3 Crate Training
メアリーさんのトレーニング法 その4 Calmness
メアリーさんのトレーニング法 その5 Settle Down
メアリーさんのトレーニング法 その6 Greeting Visitors Calmly
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メアリーさんのトレーニング方法はご褒美をあげて良い行動を引き出すPositive Trainingという手法です。
決して叱ったり、罰を与えたりはしません。あくまでも褒めてしつけるトレーニング方法です。
犬を飼っている友人・隣人の中には、問題行動を直すには彼女の方法は甘すぎるといって、もっと厳しい方法でしつけるトレーナーを勧めてくる人もいます。
どんな方法がガクにあっているのかわかりませんが、とりあえずやってみないと始まらない。早速チャレンジです!
先日の打ち合わせ&初日レッスンの後、メアリーさんから10ページにも及ぶトレーニングプランが送られてきました。

メアリーさんによるガクの診断は、『Gaku has poor self control and is quickly over excited.』 (ガクは自身をコントロールできず興奮しやすい)
はい、おっしゃる通りです・・・。
まずは家の中での基本的なトレー二ングを集中して行い、自身をコントロールして興奮を抑えさせることが目標です。
【トレーニング その1 Positive Reinforcement Training】
ガクが正しい行動(やってほしい行動)をした時にご褒美をあげるトレーニング方法です。
例えば、ガクと一緒にいる間は常に餌を携帯し、ガクが良い行動ができたらご褒美として餌を与えます。
ただ座っているだけ、寝そべっているだけでもご褒美をあげ、おとなしくしていることが正しいと伝えます。
もしガクが飛びついてきたり、吠えたり、噛みついたりした場合は餌をあげません。
その行動はやってはいけないことだと伝え、正しい行動(オスワリやフセ、マテなど)の指示を出します。
指示通りにできたらまたご褒美を与えます。
1回のUnwanted Behavior(やってほしくない行動)に対し、15~20回のRight Behavior(やってほしい行動)を繰り返します。
そうすることで、ガクに何がRight Behavior(やってほしい行動)で、何がUnwanted Behavior(やってほしくない行動)かを理解させるのだそうです。
このトレーニングはできるだけ長い時間続けることが大切だそうで、1日分の餌を一粒ずつ1日かけて与え続け、やってほしくない行動が出る隙を与えないのが理想です。せっかく良い行動ができていても、Unwanted Behaviorを1回やってしまえば全てリセットされてしまい、また一からやり直しになってしまうからです。
朝起きたら、その日1日分の餌を用意し、そこかららご褒美をあげることによって、食事量の過不足がないようにコントロールします。1日3食であげるとたった3回のご褒美ですが、1粒ずつあげると1日数百回もご褒美をあげられることになります。ということは、1日で数百回もトレーニングができるということなんですね。
もちろんご褒美は餌じゃなくてもOKです。撫でてあげる、褒めてあげる、おもちゃを与える、外に出してあげる、などなどガクが好きなこと全てがご褒美になります。
留守番させる時や食事の準備中などガクの傍にいられない時間は、代わりにお気に入りのおもちゃなどを与えておきます。ガクは鹿の角が大好きなので、一緒にいられる間は回収し、離れる時だけ角をあげるようにしています。

私達もこの方法はネットなどでよく目にしていたので試してみてはいたのですが、通常3回に分けてあげている餌を一粒ずつ数百回にも分けてあげる方法には驚きでした。試してまだ2日程ですが、確かにトレーニング中は飛びつきや吠えが一気になくなります。
但し、問題は私達の負担が半端ないこと(笑)
自分の時間が一切なくなります。
でもガクとの時間が増えたので、ガクはこのトレーニングをとっても気に入っているようですよ。
もちろん、このトレーニングだけやっていてもガクも私も飽きてしまうので、このトレーニングの間にいろいろな訓練(ゲーム)を取り入れます。
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